近未来、豪雨はより強くなり連続無降水日は増える 「地球シミュレータ」予測

JAMSTEC(国立研究開発法人海洋研究開発機構)、気象庁気象研究所、北海道大学の研究チームは1月10日、
JAMSTECのスーパーコンピュータ「地球シミュレータ」を用いた気候シミュレーション結果を発表した。
これによると、2030〜50年ごろに豪雨はより強くなり、雨の降らない期間は延びる可能性が高いという。

地球温暖化に関する政府間パネル(IPCC)の第5次評価報告書では、2030〜50年ごろに世界の平均地上気温は
工業化前に比べて2度弱上昇すると予測。「パリ協定」に基づき世界各国が温室効果ガスの排出削減努力を
行った場合は21世紀末までその状態が維持されるが、追加的な緩和努力を行わないと気温は4度程度まで
上昇すると予測した。また温暖化の進行とともに降水量の増加や降水現象がより極端になることも報告されている。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1901/10/news094.html

ITmedia ニュース 2019年01月10日 13時03分