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最近、皇太子妃殿下も状態が良くおなりになって、全国赤十字大会や「みどりの愛護」のつどいにもお出になったし、15年ぶりに園遊会も最後まで出席なさったと報じられています。
ですが、皇太子さまお独りのものも含めても、皇太子ご夫妻が地方や外国にお出かけになるのは、年間を通じて秋篠宮ご夫妻の半分ぐらい。そんな大勢はさほど改善されていない。

 雅子さまは代替わりについて、「身の引きしまる思いが致します」とおっしゃっているけれども、
皇后の仕事のご負担は、量的にも質的にも、皇太子妃時代とは、ケタ違いに重くなる。

 祭祀に至っては、長期療養に入ってからの15年間で皇太子妃の出番は300回くらいあったはずですが、出席はわずか2回です。
このままでは、皇后は出ないが、皇嗣妃の紀子さまは出るという、深刻な問題が起きかねない。

 東宮の機能不全が続いている現状について国民の理解を得ないままごまかして、代替わりへと進めば、平成はじめの皇室バッシングのような批判が再び噴出しないとも限らない。

※週刊朝日  2019年1月18日号