辺野古工事で防衛省 県に無断で土砂割合変更
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201901/CK2019011102000141.html

防衛省が、埋め立て用の土砂について、県の承認を得ずに岩石以外の細かな砂などの割合を増やした仕様に変更し、業者に発注していたことが、県への取材で分かった。
県は十一日、埋め立て承認の条件として国と交わした「留意事項」に反するとして、事実関係を公表し、防衛省に現場への立ち入り検査や土砂の提供を求める。 

承認を求める文書には、埋め立て用土砂に、岩石以外の砕石や砂などの細粒分を含む割合を「概ね10%前後」と明記。
ところが、沖縄防衛局は一七年十一月、埋め立て用の土砂を調達する際、細粒分の割合を「40%以下」として業者に発注していた。

変更がある場合は事前に県と協議することになっているが、県は「防衛省側から説明はなかった」と述べる。