ふるさと納税は金持ちに消費を喚起しているんだとかいう人いるけど、
ふるさと納税による消費は、これまで普通に購入していた米などをそのまま返礼品として受け取るだけなので、
普通に購入する分がかわりに減ることになる。
つまり、ふるさと納税はほとんど消費向上策にはなっていない。
わずかに消費が増えた場合でも、メリットを得られる量が少ない貧しい人ほど収入に占める負担被害が大きくなるという逆累進性を増している

システムなので、
景気全体には害悪となっている。すぐにやめなきゃいけない。

たとえばふるさと納税で10万円を使った時、
10万円-2000円=98000円分が、所得税の還付という形や、翌年の本来支払うべき住民税からひかれる。
そしてお礼の品物が送られてくる。
つまりこの人の場合、ふるさと納税とは、
10万円を支払うと、9.8万円+お礼の品物がもらえる制度と言える。
お礼の品物は支払金額の数十%くらいの値打ちの物なので、
ふるさと納税すればするほど得をすることになる。
そして所得に応じて還付される金額の上限が決まるので、金持ちほどこのメリット享受額が大きくなる。
たとえば年間所得が3000万だすると、
本来支払うべき税金から100万円分ほどふるさと納税で使うと、翌年998000円分の税金を支払わずに済み、
さらには、数十万円相当の返礼品をうけとれる。
返礼の品物の原資は国民の税金なので、国民が出し合った税金で金持ちにほどたくさん品物を送っているのと一緒。
結果として、貧しい人ほど全体の中で損をし、金持ちほど全体の中で得をするという、格差拡大システムになっているので廃止をするべき。
ふるさと納税は消費を喚起しているんだとかいう人いるけど、
ふるさと納税による消費が増えた分、これまで普通に消費していた分や消費機会がかわりに減ることになるので、
ふるさと納税はほとんど消費向上策にはなっていない。
わずかに消費が増えた場合でも、メリットを得られる量が少ない貧しい人ほど負担被害が大きくなるという逆累進性を増しているシステムなの

で、
景気全体には害悪となっている。この巧妙な富裕層優遇による格差拡大システムはすぐにやめなきゃいけない。