>>379
クリミアは18世紀にオスマン帝国との戦争でロシアが正当に勝ち取った土地であり、ロシアの領土で間違いありません。
第二次世界大戦が終わったあと、当時のソ連書記長だったフルシチョフ(ウクライナ人)が勝手に自国に編入したのが今になって問題になっているのです。

だからクリミアにはロシア人しか住んでいません。

また、ウクライナ紛争もアメリカがクーデター紛いの違法な介入で、選挙で選ばれたウクライナの政権を倒し、親米の傀儡政権を立てたのがそもそもの発端です。
日本のマスコミは黙殺しましたが、ウクライナ南部オデッサではロシア系の住民が避難していたビルが政府側に放火され多数の死者まで出ました。
こういった経過からプーチン大統領はロシアとしての介入を決めたのです。

この辺の背景はヨーロッパ人ならみな知ってることです。だからEU加盟国の中にもロシアを応援している人は大勢いるのです。

フランス大統領選で二位だったルペンも三位だったフィヨンも四位だったメランションも親ロシア派でクリミア併合を容認しています。
イタリアもベルルスコーニ元首相はロシアに併合されたクリミアを公式訪問してプーチンと握手までしていますし、現職のコンテ首相もロシアをG8に戻すように表明しており、ミラノを含む北部三州の議会もEUのロシアへの経済制裁を解除せよという決議まで採択しました。
もともとイタリアとロシアは共同で兵器(高等練習機兼攻撃機や小型潜水艦)を開発するほど仲が良いのです。
ギリシャでは国民の8割がロシアに好感を持っており、ロシアと周辺国(ベラルーシ、カザフスタンなど)がやっている軍事演習にも参加しています。
他のEU加盟国でもスロバキア、ハンガリー、ブルガリア、セルビアの首脳がプーチン政権支持を明言していて、その動きは更に広がりつつあります。昨年はチェコで親露派の大統領が当選、イタリアとオーストリアでも親露派政権が誕生しました。