日本の音楽に自由を!「元JASRAC」作曲家・穂口雄右が語る、著作権問題とその元凶
https://wired.jp/2012/11/26/interview-copyright/

そして問題は、その放送局が膨大な曲数に対して著作隣接権をもっており、さらに傘下には
著作権利者である音楽出版社をもってるってことですね。例えばフジテレビ系のフジパシフィック
音楽出版。あそこはいま、管理楽曲が10万曲を超えてるんです。TBS系の音楽出版社の
日音もやっぱり10万曲もってる。放送局が音楽出版社をもって曲の運用に影響力をもつ
ということは、つまりその系列の構図で、著作権料の半分が放送局に入っちゃうということです。
番組等で曲を放送したぶんだけじゃないです、一般の人が買ったレコードやCDの売上のぶん
もですよ。全部の著作権料のなかから半分は、傘下の音楽出版社を通して放送局が
もってっちゃう。つまりそこで著作権料のダンピングが起こっているわけです。
そういう真実がある。