>>445
https://wpb.shueisha.co.jp/news/politics/2017/03/06/81113/

なぜフランス検察の捜査官がわざわざ日本まで出張り、JOCの捜査を行なうのか。AFP通信の記者が説明する。

「フランス検察は2014年ソチ五輪におけるロシアの国ぐるみのドーピング疑惑を捜査していて、
そこで収賄容疑のかかっているラミン・ディアク元IOC(国際オリンピック委員会)委員と、
息子のパパマッサタ氏の摘発に執念を燃やしています」

ラミン氏は過去に国際陸連の会長なども務めており、ディアク親子はスポーツ界で大きな影響力を持つ。
その一方で、スポーツマーケティング企業から巨額の資金供与を受けるなど、数々の金銭スキャンダルも囁(ささや)かれていた。

彼らを捜査する過程で、昨年5月、JOCが東京五輪招致の際にシンガポールのコンサル会社へ支払った約2億3千万円が、口利きのための賄賂だったのではないかという新疑惑が浮上したんです。
フランス検察はその一部がディアク親子に流れ、IOC内での不正な集票活動につながったとにらんでいます」

さらに、その裏金がパリなどでマネーロンダリング(資金洗浄)され、フランス国内に持ち込まれた疑いが濃厚なのだという。