レーザー推進宇宙船
レーザー推進とは、そのエネルギー源として外部からのレーザーまたはメーザーによるエネルギー供給を用いる、
航空機あるいは宇宙船の推進方法。また、同様の発想で、外部からの荷電粒子等のビームを用いるビーム推進というアイデアもある。
宇宙船本体にエネルギー源を搭載しないため、船の軽量化や、燃料の量に依存しない飛行も可能となる。
ただし目的地の星系にレーザー送信施設がない場合、どうやって減速するかという問題が生じる。
物理学者でSF作家でもあるロバート・L・フォワードは、目的地に近づくとソーラーセイルの外周部を宇宙船から切り離し、
外周部セイルで反射したレーザーを逆方向から内周部セイルに当てて減速するというアイデアを提唱している。

理屈の上では6光年先でも十数年で着くことは可能、ただし片道。