栃木県那須烏山市の小学校内でNPO法人が運営している放課後児童クラブで先月、昼食時に歩き回るなどした小1男児の両脚を女性職員(30)が粘着テープで正座の姿勢に固定していたことが分かった。同法人は児童と保護者に謝罪した。児童にけがはなかった。

 運営するNPO法人「野うさぎくらぶ」によると、先月27日、女性職員が男児を正座させて粘着テープで両脚を固定した。
別の職員がすぐに気づいて剥がしたという。翌28日に把握した法人の聞き取り調査に、女性職員は「何度も注意したが言うことを聞かなかったので、歩き回らないように貼った」と話しているという。

 同法人は、女性職員を1か月の謹慎とし、同職員を含む計4人を減給処分とした。同法人は「巡回や研修などを強化し、再発防止に努めたい」と話している。

児童クラブ職員、小1正座させ粘着テープで固定
2019年1月12日 12時23分
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190112-OYT1T50039.html