【ワシントン時事】英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)は11日、2月1日に辞任する世界銀行のキム総裁の後任候補に、トランプ米大統領の長女イバンカ大統領補佐官やヘイリー前米国連大使らが浮上していると伝えた。

 世銀内では「米国第一」を掲げ、国際協調に後ろ向きな米政権の影響力が強まるとの警戒感もあるという。

 世銀はキム氏の辞任表明を受け、後任の選定に着手する。同紙によると、マルパス米財務次官らも取り沙汰されている。米国は世銀の最大出資国で創設以来、米国人がトップに就いてきた。次期総裁もトランプ政権が米国人を推すとの見方が多い。 

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