約7割が売れ残る。それでも日本が捕鯨を続けざるを得ない裏事情
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一旦、「国家プロジェクト」としてスタートしてしまうと、作られた特殊法人(=天下り法人)やそのプロジェクトに強く依存する事業者が出来てしまうため、
霞が関の担当役人や特殊法人そのものが「辞めましょう」とは言えない空気が出来てしまうのです。

痛みを伴う「勇気ある撤退」には政治家のリーダーシップが不可欠ですが、当事者意識を持って大きい声を上げるのは、いわゆる地元の事業者や支援団体との
強いしがらみのある族議員だけなので、結局のところ、辞められなくなってしまうのが日本の現状です。

ちなみに、鯨の需要は大幅に減っており、調査捕鯨の名目で捕獲された鯨の肉は市場でセリにかけても3分の1しか落札されず、残りは売れ残ってしまうそうで
す。

それが地元の小学校で給食として提供されているそうですが、鯨の肉には大量の水銀が含まれており(参照:鯨由来食品のPCB・水銀の汚染実態調査結果に
ついて)、それを成長期の小学生の食べさせるのは非常に危険です。

映画『ザ・コーブ』で学校給食で提供されていることを指摘されたバンドウイルカは、マッコウクジラの約10倍のメチル水銀を含んでいるため、わずか10グラム
強で耐容摂取量を超えてしまいます。

ちなみに、厚生省が定めている魚介類のメチル水銀の暫定規制値は0.3ppmで、それ以上のものは流通させないことになっているはずです。しかし、なぜか規制
値が鯨やイルカに関しては、適用されず、かつ、学校給食の食材として提供されているのが現状です。 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:7bff9ed63942b4cd01610d20b2c06e65)