昨年8月の沖縄県による埋め立て承認の撤回では、その根拠のひとつとして
サンゴの環境保全対策に問題があると挙げている
その説明はすっ飛ばして政府の主張だけを取り上げて「許可を出ないためにサンゴが移植できない」と沖縄県を非難するとは順序が逆
だいたい、サンゴを移植すればいいという話ではなく、現にサンゴの研究者である大久保奈弥・東京経済大学准教授は
「サンゴは繊細な生き物
水流や光の強さなどがすみ慣れた環境と少し違うだけでも死んでしまう。移植はほとんどのケースでうまくいっていない」と、移植自体に問題がある見解が上がっている