66年振りに水力発電所を新設、三菱マテリアルが秋田県に

三菱マテリアルは2018年12月、秋田県北秋田市小又川水系に水力発電所「小又川新発電所」を建設すると発表した。
1953年(昭和28年)に完成した「小又川第四発電所」以来、同社にとって66年ぶりの新規水力発電所で、
2019年5月に着工し、2022年12月の完成を予定している。

(中略)

今回建設する発電所は、森吉ダム直下の小又川第四発電所の放流口から直接取水し、ずい道で約8.5km下流に水を導き、
有効落差約90メートルを確保して最大出力1万326kW(キロワット)、年間発電量約4万8500MWh(メガワット時)の
発電を行う計画だ。

また、今回の建設に併せ、河川環境保全と維持のために正常流量の放流も設定した。これに伴い、小又川第一および
第二発電所については今後の維持管理費用増加も踏まえ、小又川新発電所の完成を機に、その役目を終えるこ。
ただ、新発電所の完成により、全体の発電能力は2860kW増え、年間発電量は約1万3400MWhの増加となる。

http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1901/11/news041.html

スマートジャパン 2019年01月11日 09時00分