久しぶりに鈴置さんのコラムを読んでみたけど、
https://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/226331/090700192/?P=4
にはっとさせられた。

>我々は――日本人は対立した人同士は話し合って妥協点を見いだすもの、あるいは見いだすべきだと思い込んでいる。
>だから新聞記事は、何らかの解決策があるとの前提で書かれがちです。
>でも、話し合うフリはしても妥協など一切せず、相手を苦しい状況に宙づりにして弱らせていく、という手も世の中にはあるのですよね。

その通りだ。
我々はともすれば自分が妥協すれば妥協点が見つかると考えがち。
でも、妥協点が見つかるのは相手もそれを望んでいる場合だけ。
つい70年前に決定的に見損じた前提をまた見損じないようにしたいね。