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2019年1月13日 / 05:00 / 10時間前更新
アングル:米労働市場がひっ迫、各地で求人数が失業者数超える
Reuters Staff
[ワシントン/サンフランシスコ 8日 ロイター] - 米労働市場は求人件数が失業者数を上回る地域が増えている。労働市場のひっ迫で企業は採用方法の見直しを迫られており、米連邦準備理事会(FRB)には世界的に景気が減速する中で利上げ圧力がかかり続ける可能性がある。

最初に求人件数が失業者数を上回ったのは2017年初めの中西部州だが、ここ数カ月はこの流れが他の地域にも波及し、特に南部で顕著となっている。

求人件数が失業者数を上回る背景には、求人広告がオンラインで簡単に打てるようになったことに加えて、熱心に活動していない求職者を失業者とみなさない集計上の扱いによって労働市場のひっ迫ぶりが誇張されている面もありそうだ。

ただ、全米各地で求人件数が増加する一方で失業者数は減っており、米労働市場のタイト化は信ぴょう性が増している。
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