米国の2018年の原油生産量が45年ぶりに世界最大になったもようだ。シェールオイルがけん引して10年で2倍強に膨らみ、輸入への依存度は30年ぶりの低水準に下がる。原油の供給を頼ってきた中東への積極関与が薄れ「米国第一」の外交・安保政策に拍車がかかるのは必至。米国は輸入より輸出が多い純輸出への転換も視野に入り、世界のエネルギー地政学が一変しそうだ。

米エネルギー情報局(EIA)や業界の推計によると…

2019/1/14 1:31日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO39982610T10C19A1MM8000/