沖縄県うるま市の島袋俊夫市長は14日、市役所で記者会見し、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設の賛否を問う県民投票への事実上の不参加を表明した。県内41市町村のうち、うるま市を含む計5市で実施されないことになった。5市の有権者は昨年9月末の時点で計約37万人に上り、県全体の約3割に相当する。

うるま市議会は昨年12月、県民投票の関連予算案を否決し、今月8日に島袋氏が議決のやり直しを求めて再議を申し立てたが、再び否決された。

 他に不参加を表明しているのは、宮古島、宜野湾、沖縄、石垣の4市長。

2019/1/14 12:33
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