横領の罪 野村証券元社員 有罪

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/20190116/5020002319.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

証券大手、「野村証券」の北九州支店の元社員が、顧客から預かった現金2290万円を着服したとして
業務上横領の罪に問われた裁判で、裁判所は執行猶予のついた有罪判決を言い渡しました。

起訴状などによりますと、「野村証券」北九州支店の社員だった西崎正代被告(42)は
平成24年からおととし6月にかけて、金融商品の購入代金などとして
複数の顧客から預かった合わせて2290万円を着服したとして、業務上横領の罪に問われています。

これまでの裁判で、西崎被告は起訴された内容を認めていました。

16日の判決で、福岡地方裁判所小倉支部の松藤和博裁判官は
「客から預かった現金を自己の用途に用いた犯行は、安易かつ身勝手で、常習的で悪質だ。
勤め先に多額の損害を与えた責任は重い」と指摘しました。
そのうえで
「被害弁償を約束していることや、反省していることなどを考慮した」として、
懲役3年6か月の求刑に対し、懲役3年、執行猶予4年の判決を言い渡しました。

01/16 14:18