NTTドコモと電通は16日、共同出資により、大型モニターを使った街頭広告を手掛ける新会社を設立すると発表した。携帯電話の位置情報などドコモが持つデータを活用し、ターゲットに合わせた効率的な広告展開につなげる。

 屋外や駅構内、商業施設などにあるモニターを活用。通行人数のほか、性別や年代を測定し、曜日や時間帯によって表示内容を自動で切り替えられるようにする。料金も広告を見る人の数に応じて設定できる。

 将来的には、広告を見た人のうち実際に購買に結びついた人の数を計測する技術も検討する。新会社の名称は「ライブボード」で、2月に設立する予定。(共同)

ドコモと電通が広告新会社 携帯の位置データ活用
毎日新聞 2019年1月16日 19時34分(最終更新 1月16日 19時35分)
https://mainichi.jp/articles/20190116/k00/00m/020/209000c