19日午前、旭川市で81歳の男性が自宅の屋根の雪下ろし中に誤って転落し、病院に運ばれましたが、まもなく死亡しました。

19日午前9時半ごろ、旭川市東光9条2丁目の住宅で「人がはしごから転落するのを見た」という内容の通報が近所の人から消防に寄せられました。

消防が駆けつけたところ、この家に住む新崎裕康さん(81)が住宅のそばの地面に倒れていて、旭川市内の病院に運ばれましたが、およそ1時間後に死亡しました。

警察によりますと、新崎さんは自宅の屋根の雪下ろし中に1階と2階の屋根の間にはしごをかけて上っていたところ、誤って転落したということです。
道内では先月29日に赤平市で雪下ろしをしていた男性が玄関のひさしの部分から誤って転落して死亡するなど、今シーズンも雪下ろし中の事故が多発しています。

道危機対策課は屋根の雪下ろしをする際は複数で行い、靴やはしごに滑り止めをつけたり命綱をつけたりして対策を徹底するよう呼びかけています。

雪下ろし中に転落 男性が死亡
01月19日 14時54分
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20190119/0007162.html