【ロサンゼルス=久保庭総一郎】AP通信によると、メキシコ中部イダルゴ州で18日、燃料パイプラインで火災が発生し、少なくとも21人が死亡し、71人が負傷した。地元住民らがパイプラインから燃料を盗み出そうとしたところ、引火したとみられる。

 地元メディアの映像によると、住民がゴミ箱やプラスチック製容器を手に、パイプラインから噴き出た燃料を盗もうとしていた。

 メキシコでは年明け以降、ガソリン不足が深刻化している。燃料の盗難が多発し、政府が複数のパイプラインを止めている。

2019年01月19日 16時41分
https://www.yomiuri.co.jp/world/20190119-OYT1T50063.html