2019年1月19日 21時39分
読売新聞

 19日に行われた大学入試センター試験では、運営ミスなどにより再試験となる受験生が出たほか、試験開始の繰り下げもあった。

 同日午後8時現在の大学入試センターのまとめによると、神田外語大(千葉)で監督者のミスで国語の試験時間が1分短いまま終了。受験生42人が会場を離れたため、再試験となった。このほか2会場でも各1人が再試験となった。再試験は26、27日に行われる。

 また、横浜国立大(神奈川)では大学職員が地理歴史・公民の2科目を登録した受験生1人を1科目と扱い、控室で待機させたが受験生の申告でミスが判明し、開始が2時間42分遅れた。

 東京農工大(東京)では英語のリスニングを監督者の説明が不十分なまま始めてしまい、機器を交換したため96人の試験開始が70分遅れた。他の会場でも、機器の不調でリスニングの試験が中断する例があった。

 19日の受験者は地理歴史・公民46万3788人(志願者の受験率80・4%)、国語51万6421人(同89・5%)、外国語(筆記)53万8603人(同93・4%)だった。

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