秋田県警五城目署管内の交番に勤める警察官同士が昨年、飲食店で騒ぎを起こしてけがを負うなどした問題で、
県警は18日、当事者の男性巡査部長2人を所属長訓戒などの処分にしたと明らかにした。

処分はいずれも昨年12月27日付。

県警監察課などによると、昨年11月22日夜、秋田市で同僚9人で飲み会をした際、50代の巡査部長が別の50代の巡査部長に対し、喫煙について注意した。
2人はつかみ合いになり、互いに床に倒れた際、注意された巡査部長は脇腹の骨が折れる重傷を負い、注意した巡査部長は胸部を打撲した。2人は店の掛け軸や食器も壊し、店が110番通報して発覚した。

秋田中央署は2人を傷害の疑いで調べたが、ともに被害届を出さず、立件は見送った。店の被害は、現場に残っていた署員らが弁償したという。

県警は、注意した巡査部長を本部長注意、注意された巡査部長をより重い所属長訓戒とした。現場にいた上司の60代の男性警部補はさらに重い本部長訓戒とし、警部補は処分日付で辞職した。

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2019年1月20日 0時58分 朝日新聞デジタル