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プーチン大統領 「平和条約の締結まで 長く辛抱強さ要する」
2019年1月23日 1時14分北方領土

ロシアのプーチン大統領は、安倍総理大臣との共同記者発表で、平和条約の締結に向けて「双方が受け入れ可能な解決策を見いだすために、長く、辛抱強さを要する作業がこの先にあることを強調したい。その作業は、日ロ両国の関係を長期間、あらゆる方面で発展させ、質の高いレベルに押し上げる。解決策は両国の双方の国民に受け入れ可能なものでなければならない」と述べました。

また、「優先的なテーマは両国の経済、投資協力の分野だ。両国の貿易高は去年の1月から11月までで18%増えた。安倍総理大臣が提案した8項目の経済協力でさらに協力は進められていく。ガスプロムや三井物産などが『サハリン2』のプロジェクトで協力していて、日本のパートナーは北極圏のLNGプロジェクトにも参加している。さらに輸送の分野でも進展している。ただ、現時点で目立った成長は見られない」と述べ、ロシアとしては日本との経済協力がさらに拡大することに期待を示しました。

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