https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190123/k10011788051000.html

17年前、東京 足立区のアパートで23歳の男性が殺害された事件で逮捕された47歳の男が、
「事件のことを毎日夢に見て出頭した」と供述していることが捜査関係者への取材でわかりました。
警視庁は、長年罪悪感にさいなまれて事件を告白したとみて調べています。

17年前の平成14年12月、東京 足立区島根のアパートで、会社員の成嶋健太郎さん(23)を殺害し
財布などを奪ったとして、台東区の川瀬直樹容疑者(47)が強盗殺人などの疑いで逮捕され、
23日検察庁に送られました。

この事件は先月、川瀬容疑者が浅草警察署を訪れ、「人を殺した」と犯行を自供したことで捜査が進展しましたが、
その後の調べで「事件のことを毎日夢に見て出頭した」と供述していることが、捜査関係者への取材でわかりました。

捜査員を現場に案内する際も、事件後初めて現場を訪れたにもかかわらず、迷うことなく案内したほか、
室内の状況も詳細に説明したということで、警視庁は、罪悪感にさいなまれて事件を告白したとみて調べています。

一方で「頭の中を他人から見られて犯行がばれた」などという言動もしていて、警視庁は責任能力についても詳しく調べています。