2019.1.24 7:30
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「ワールドチョコレートギャラリー」のエントランスに小便小僧

女性だけでなく、男性や家族でも楽しめるチョコレートの祭典を目指す百貨店「阪急うめだ本店」(大阪市北区)が、1月23日にスタート。今年は歴史にも視点を当て、チョコレート製小便小僧のオブジェが登場した。
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ベルギーのブランド・ノイハウスによるチョコ製・小便小僧。コックコート着用バージョン

これまで、タブレット(板チョコ)、日本の47都道府県チョコレート、家族で楽しめる写真映え重視の「チョコのワンダーランド」を設けるなど、趣向を凝らしたコーナーを展開してきた同店。今年、新たに登場したのが海外の専門店の歴史や背景にも迫る「ワールドチョコレートギャラリー」だ。

今回、そのコーナーに出店するのは、ベルギーで1857年に創業した「ノイハウス」。チョコレートの街・ブリュッセルの象徴的な存在でもある小便小僧を製作し、コーナーの入り口に1体、そして会場奧には、コックコートを着た1体を展示。「今年は買うだけではなく、海外のチョコレートの歴史などについて触れてもらえれば。そのために販売スペースを縮小し、展示スペースを設けました」と、12年間催事を担当するフードマーケティング部の高見さゆりさんは説明する。
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カファレルの缶。今も昔も、クラシカルなデザインが人気

ほかにもマリーアントワネットの依頼からチョコレート作りが始まったという、1800年創業「ドゥボーヴ・エ・ガレ」の、ブランドのお守り的存在である「テラコッタ製マリーアントワネット胸像」や、1826年創業のイタリアの「カファレル」の歴代の缶なども展示。大阪府三島郡から訪れた、20代の女性は「デザインの仕事をしているので勉強になります。『阪急うめだ本店』は企画内容やディスプレーが面白く、いつも注目しています」と、撮影したり、じっくりと展示を楽しんだりしていた。催事は、2月14日まで開催。

王妃のお供をしている女性が製作したといわれる、テラコッタ製マリーアントワネット胸像
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