帰還困難区域繰り返し住宅侵入か

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20190124/6050004145.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

すべての住民が避難を続ける福島第一原発周辺の帰還困難区域を中心に、
64歳の男が住宅への侵入を300件以上繰り返した疑いがあることが警察への取材で分かりました。
警察は盗みの目的で歩き回り、犯行を繰り返したとみて捜査しています。

住宅への侵入などの疑いが持たれているのは住所不定・無職の風間悟容疑者(64)です。
風間容疑者は去年10月、福島県大熊町の帰還困難区域でパトロール中の警察官に
日本刀を振り回したとして、逮捕・起訴されました。
警察のその後の調べで、去年7月、風間容疑者が帰還困難区域にある住宅に侵入し、
SDカードなどを盗んだ疑いがあることがわかり、警察は1月18日、窃盗などの疑いで書類送検しました。

警察によりますと風間容疑者はおととし9月以降、原発周辺の4つの町で住宅に侵入し
女性の下着を盗む事件など303件に関与した疑いがあるということです。

風間容疑者は4回にわけて一連の犯行を行い、すでに避難指示が解除された楢葉町に車を止めたあと
食料を持参して帰還困難区域を中心に歩き回ったということです。
侵入した住宅に寝泊まりしながら1回につき3週間ほどかけて犯行を繰り返したとみられています。

帰還困難区域は立ち入りが厳しく制限され、すべての住民が避難を続けています。
風間容疑者は
「車で移動すると怪しまれるので歩いて移動した。人がいないので自由に盗みができた」
と供述しているということです。

01/24 09:57