ヤフーが2月から予定していた、決済サービス「PayPay(ペイペイ)」の導入を延期することが分かった。「ペイペイ」がオンライン決済に対応するためのシステム開発が遅れているためとみられる。ヤフーが本紙の取材に対して明らかにした。「ペイペイ」の導入時期は未定としている。
 「ペイペイ」導入の延期についてヤフーは「開発スケジュールが予定よりも遅れているため」(ヤフー・広報)と説明する。近日中にサイト上で導入延期を告知する予定。導入自体を停止することはなく、引き続きオンライン決済への対応に向けて調整を続けていく。
 決済サービス「ペイペイ」は、ソフトバンクとヤフーの合弁会社Paypay(ペイペイ、本社東京都、中山一郎社長)が提供している。店舗向けにスマホ決済サービス「ペイペイ」を提供している。
 ヤフーとPayPayは昨年11月30日、決済サービス「ペイペイ」がオンライン決済に対応し、今年2月以降、「ヤフーショッピング」「ヤフオク」に、4月からはアスクルの「LOHACO(ロハコ)」に順次導入すると発表していた。

通産を見通す 日本流通産業新聞
https://www.bci.co.jp/nichiryu/article/4896
参考画像
https://image.paypay.ne.jp/page/top/images/bnr_request_02.png