【函館、北斗】函館の特産物、スルメイカの地元市場での取扱量が、本年度は6千トン台となり、7年連続で前年を下回ることが確実となった。同じ方法で統計を取り始めた1985年度以来の低水準。地元スーパーからもイカが消え、漁業者、加工会社、流通業者など関係者も苦悩している。

スルメイカの漁期は毎年6月から翌年の1月末まで。冷凍・生鮮を合わせた函館市水産物地方卸売市場の本年度の取扱量は、今月10日時点で6763トン。不漁だった前年度の3割減の水準となっている。

 取扱量は90年代、2万〜4万トン台で推移し、ピークの99年度は4万4927トン。2000年代に入って減少傾向となり、14年度に1万トン台に突入。上昇の気配がまったく見えず、昨年度は1万トン台を割り込んだ。本年度の取扱量はピーク時の6分の1以下だ。

(続きはリンク先でお願いします)

01/27 05:00
https://www.hokkaido-np.co.jp/sp/article/270660/