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日産・ルノー、均衡維持を
仏大統領「細心の注意」
2019/1/28 09:13
©一般社団法人共同通信社

 【パリ共同】フランスのマクロン大統領は27日、訪問先のエジプト・カイロで記者団に対し、フランス政府が筆頭株主である自動車大手ルノーと、日産自動車の企業連合について「均衡が保たれるよう細心の注意を払う」と述べた。フランスのメディアが伝えた。

 日産は、ルノー優位の資本構成の見直しを望んでいるとされるが、マクロン氏は、日産の資本や人事面で少なくとも現状維持を図る姿勢を示したとみられる。

 一方、勾留が続く日産前会長カルロス・ゴーン被告の処遇については「最低限の品位が認められた境遇にあるかどうか気になった」と懸念を表明した。