0001プティフランスパン ★
2019/01/29(火) 13:03:53.49ID:1VysONfs9https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20190128-OYTET50052/
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日々の体調の変化がグラフなどで表示され、月経前症候群の対処に役立つアプリ
京都大は、毎日の健康状態をスマートフォンに記録し、月経に伴う多様な不調・月経前症候群(PMS)の対処に役立てるアプリを、コニカミノルタと共同開発したと発表した。仕事や学業に影響するほど症状が重い女性もいる中、アプリを活用してPMSへの理解を深め、症状の改善につなげる狙いだ。
アプリは産婦人科医の江川美保助教らが開発した「モニシア」。イライラや不安、乳房の張りや痛み、むくみなど計25項目について毎日チェックし、症状があれば「少しある」「ある」「強い」の3段階で入力。夜、睡眠中に自動計測する専用の体温計と連動させて大まかな月経周期をつかみ、体調の変化をグラフやカレンダーで確認できるようにした。
江川助教によると、PMSや月経中の不調は、国内で年間6800億円の経済損失になっているとの試算がある。特に精神症状は離婚や離職につながるケースもあるが、PMSと気づいていない人が多いという。
京大病院の患者や学生、主婦らに開発途中のアプリを使ってもらったところ、「PMSへの理解が深まった」「症状が軽くなったと感じた」などの感想が得られた。江川助教は「症状の変化を正しく把握できれば、仕事で無理を避けるなどの備えができる。女性が社会で健康に活躍する一助になれば」と話している。
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【月経前症候群】 (PMS=Premenstrual syndrome) 月経が始まる3〜10日前からみられる身体・精神症状。症状は200種類以上。女性ホルモンが関係しているとされる。多くの女性が何らかの不調を抱え、症状を抑える薬もあるが、放置している人も多い。