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2019/01/29(火) 18:18:48.67ID:eQqQ7WrF9https://mainichi.jp/articles/20190128/k00/00m/040/139000c
節分に食べ、近年人気が高まっている恵方巻きで、食物アレルギーを起こすことがあり、
中には救急搬送された事例も。専門家は注意を呼びかけている。
(関連ニュース略)
さいたま市民医療センター(さいたま市西区)には2年前の2月3日、10代の男性が恵方巻きを食べた後、
喉に違和感を覚え、胸が苦しくなって救急車で運ばれてきた。
同日、1歳の女児も食後、顔が真っ赤になって呼吸困難に陥り、搬送された。
2人とも恵方巻きに入っていたイクラが原因とみられる。
男性はその日のうちに帰宅できたが、女児は1晩入院して経過観察が必要なほど重い症状だった。
横浜市消防局でも昨年、恵方巻きを食べた10代の女性が救急車を呼び、搬送先で食物アレルギーと診断された。
市販の恵方巻きにはさまざまな具材が使われ、切らずに丸かじりが勧められるため中身が見えにくい。
普段は口にしない食材もあり、アレルギーの原因となる食物を見落とすリスクがある。
法令では卵やピーナツなどアレルギーを起こしやすい7品目の表示義務が定められているが、
外食や対面販売の総菜は対象外。
また、女児らがアレルギーを起こしたイクラは「表示が推奨される」20品目の一つで、義務ではない。
さいたま市民医療センター看護部主任で小児アレルギーエデュケーターの森茂亮一さんは
「節分の豆まきに使われる大豆やピーナツはアレルギーを起こしやすい食物として知られるが、
恵方巻きも盲点になりやすい」と話している。【田村佳子】