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医療保険 日本居住の扶養家族に限定へ 外国人材拡大で厳格化
2019年1月30日 20時42分外国人材

外国人材の受け入れ拡大を前に、厚生労働省は医療保険の適用対象を原則として日本で暮らす扶養家族に限定することなど、法律の改正案の内容を固めました。

4月からの外国人材の受け入れ拡大に伴って、厚生労働省は医療保険の適用の対象などをより厳格にする法改正を検討していて、厚生労働大臣の諮問機関である社会保障審議会の年金部会で、改正案の内容が示されました。

具体的には、医療保険の適用対象を日本で暮らす扶養家族に限定するとしたうえで、例外として留学生や海外赴任に同行する家族なども認めるとしています。

これに合わせて、サラリーマンが加入する厚生年金を受給できる人も、国内に住所がある、扶養されている配偶者に限定するとしています。

一方で、日本で医療を受けたいと希望する外国人のための「医療滞在ビザ」などで入国するケースは対象外となります。

厚生労働省はこうした改正案を今の国会に提出する方針です。