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2019年1月30日 / 09:15 / 9時間前更新
アングル:英EU離脱、最大の障害「バックストップ」とは何か
Alastair Macdonald
[ブリュッセル 29日 ロイター] - メイ英首相が欧州連合(EU)からの離脱協定案に英議会の支持を得ようとする中で、もっとも大きな障害となっているのが、アイルランドとの国境問題に関するバックストップ(安全策)だ。
バックストップとは何か、また、なぜこれほど議論を呼ぶのかを整理した。
●英国とEUの双方が回避したがる「厳格な国境管理」とは
英国とアイルランドは、1998年にベルファスト合意を結び、北アイルランドの帰属を巡って約30年続いた紛争に終止符を打った。
この合意により、英領北アイルランドとアイルランドの約500キロに及ぶ境界線では国境管理が廃止された。また、アイルランド島全域が同じルールや機関により運営されることになり、北アイルランドは英国内でも特殊な位置づけになっている。
英国のEU離脱(ブレグジット)により、国境で検問が導入される可能性がある。また、19日には北アイルランドで新たな反英国組織が車を爆発させる事件が起きており、暴力再燃の懸念が高まっている。
●解決策は
メイ首相は、20─44カ月の移行期間中にEUとの間で交渉する特別な税関・通商合意により、英国とEUの全境界で円滑な往来が実現するため、アイルランド国境を通過する物品に対して厳格な検査を行う必要性は生じない、と主張している。
●それは結構だが、では何が問題なのか
アイルランド政府が、EUの支持を受け、この将来的な通商協議が失敗に終わった場合に備えた「保険」を求めていることだ。
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