任天堂が31日発表した2018年4〜12月期の連結決算は、純利益が前年同期比25%増の1687億円だった。家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」やスイッチ向けゲームソフトの販売増が収益を押し上げた。

売上高は16%増の9972億円だった。年末商戦が好調で、ニンテンドースイッチの販売台数は前年同期に比べて19%増の1449万台となった。ゲームソフトも昨年12月に発売した「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」などが1000万本を超えるヒットを記録。スイッチ向けゲームソフトの販売は9464万本と前年に比べ2倍増となった。営業利益は41%増の2200億円だった。

19年3月期通期の連結業績は従来予想を据え置いた。売上高は前期比14%増の1兆2000億円、純利益は18%増の1650億円を見込む。

2019/1/31 16:29
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL31HEN_R30C19A1000000/