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「忍者部」三重大の学生が創設 大学公認で部活動
2019年1月31日 19時35分

忍者の魅力を発信しようと三重大学の学生が創設した「忍者部」が、大学公認の部活動として認められ、今後、忍術の再現などに取り組んでいくことになりました。

三重大学では去年6月、学生の有志が忍者に関するさまざまな研究を行うため「忍者部」を創設し、先月、大学側から公認されました。

31日は三重大学で会見が開かれ、忍者の研究が専門で顧問を務める山田雄司教授が手裏剣を正確に投げる練習を行ったり、古文書を解読して、忍術を再現したりするなど具体的な活動の内容を紹介しました。

このあと、早速、部員らがうずくまって手の甲の上に足を乗せながら歩くことで音を消す「深草兎歩(しんそうとほ)」という忍術を披露しました。

忍者部では、忍者姿で観光PRを行う愛知県のグループと協力して、再現した忍術を動画で公開する活動も進めているということです。

三重大学人文学部の4年生で忍者部の郷原匠部長は「古文書から明らかになる真の忍者の姿を発信していきたい。興味のある学生はどんどん参加してほしい」と話していました。

忍者部の顧問の山田教授は「学生の目線からいろいろなアイデアを出してもらって、忍者の魅力を広げてほしい」と話していました。

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