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2019/02/03(日) 02:16:44.64ID:l3DNq/ag9玄海原発 離島で全員避難想定し防災訓練 佐賀 唐津
2019年2月2日 18時04分各地の原発
佐賀県にある九州電力・玄海原子力発電所の3号機と4号機が去年、再稼働して以来、初めてとなる原子力防災訓練が行われ、唐津市の離島、向島では島民全員の避難を想定した訓練を行いました。
訓練は、県や原発がある玄海町、それに周辺自治体などが参加して行われ、このうち原発からおよそ6キロにある54人の住民が暮らす唐津市の向島では、原発の冷却機能がすべて失われ、最も深刻な「全面緊急事態」になったことが放送で周知されました。
島民は、放射性物質を除去するフィルターなどを備えた施設に集まり、自力で歩けない人など3人が自衛隊のヘリコプターで避難しました。
このほか、島民役の市職員らも含めた50人余りは、自衛隊の船や漁船、旅客船など6隻の船で島を離れ、およそ5キロ先の唐津市本土に避難しました。
唐津市には玄海原発から30キロ圏内に向島を含めて7つの離島があり、島の外にスムーズに避難できるかが課題となっています。
訓練に参加した島民の男性は「海がしけて、避難する船が来なかったらどうするのか心配だ。自分の船で逃げるには危険なので判断が難しく、いざというときは早く情報を流してほしい」と話していました。