自家用車に観光客乗車実証実験へ

http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20190204/5030003155.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

世界遺産の構成資産の1つ、「久賀島の集落」がある長崎県五島市の久賀島で、
観光客の増加に伴うタクシー不足を解消するため、一般のドライバーが観光客を乗せる
「ドライブシェア」の実証実験がことし4月から始まることになりました。

去年7月、五島市の久賀島にある「久賀島の集落」が「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の
構成資産の1つとして世界文化遺産に登録されたことを受けて、
島を訪れた観光客は去年7月から12月の半年間で1万1352人と、前の年の同じ時期の2.8倍に増えました。

島に1社だけあるタクシー会社もドライバーが4人と少なく、連休や週末には、
当日の配車を求められても対応できない状況が相次いでいるということです。
このため五島市は、東京のベンチャー企業と協力し、ことし4月から事前に登録した一般のドライバーが
観光客を乗せる「ドライブシェア」の実証実験を始めることになりました。

この取り組みでは、観光客が配車サービスのアプリで出発地と目的地を指定すると、
登録されているドライバーが自家用車を使って観光客を乗せ、ガソリン代と任意の謝礼を受け取ります。

五島市と東京のベンチャー企業などは近く合意書を締結する予定で、
今月中旬にドライバーとして登録を希望する島民を対象とした説明会を開くことにしています。

02/04 12:29