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パリ アパート火災で10人死亡 放火の疑いで女を拘束
2019年2月5日 20時46分

フランスの首都パリで5日未明、高級住宅街のアパートが焼けて10人が死亡し、検察当局はこのアパートに住む女が火をつけた疑いがあるとして身柄を拘束しました。

パリ南西部の高級住宅街で5日午前1時ごろ(日本時間の5日午前9時ごろ)、9階建てのアパートから火が出ました。

出火当時の現場の映像ではアパートの上層階が激しく燃え上がり、消防隊員がはしごを使うなどして住民を避難させている様子がうかがえます。

消火活動により火はおよそ数時間後に消し止められましたが、消防によりますと10人が死亡し、消防隊員を含むおよそ30人がけがをしました。

検察当局は、このアパートに住む精神病の病歴がある40歳の女が火をつけた疑いがあるとして、身柄を拘束して詳しい事情を聴いています。

フランスにある日本大使館は、被害者に日本人が含まれていないか、確認を進めています。

パリでは先月にも商店や住宅が入る建物でガス漏れが原因とみられる爆発があり、4人が死亡しています。

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