>>214

《悪い薬物に手を出すよりは大麻の方がまし》と言う理由で大麻を合法化した、
と言う国の話は聞いたことがない。

大麻は政府がトップダウン的に合法化したのではなく、住民投票で民主的に合法化された。
カナダもトルドー首相が、2015年の総選挙で大麻解禁を公約に掲げて勝利した。

《悪い薬物》が蔓延しているのが理由なら、大麻が民主的、住民投票で合法化される事などない。
《悪い薬物》が蔓延しているのなら住民は危険だから規制強化しろと言うだろう。

現実にオピオイド・クライシスが問題となり規制強化されている。

大麻が、『危険な薬物』なら大麻を合法化しろなどと大多数の住民は思わない。

大麻が危険なものならば多くの住人はそんな危険な大麻を使う奴らは
刑罰を強化して『刑務所に閉じ込めておけ』と言うだろう。

もし、大麻が危険なものならば、誰もが合法化しようなどと言わないし、
例え合法化法案が住人投票に掛けられても賛成票は投じない。

大麻に関しては多くの住人が実際に使用している人を見て、
数々の論文などを評価し、多くの議論を積み重ねた末に、
合法化しても然したる弊害は起きない、合法化した方が
ベネフィット勝ると判断したから住民投票、民主的手法で合法化された。

つまり「大麻は禁止するような危険な物質ではない」と判断したから
住民投票で賛成多数により合法化された。

《悪い薬物》が『蔓延してどうしようもなくなり』なら、嗜好大麻合法化支持率66%、
医療大麻合法化支持率93%にはならない。