>>246 追記

もう一つ、WHOが予告なしに12月に発表される予定だった
引き下げ勧告を延期した理由がある。

WHOの引き下げ勧告承認の採決は、3月に開催される
国連麻薬委員会で行われる予定だった。

条約におけるスケジュール変更の勧告書は麻薬委員会による
採決の3か月前までに公表される事と言う委員会の決まりがある。

つまり、麻薬委員会は発表延期を理由に採決を
来年まで引き延ばす事ができる。

前述したように、ロシア、中国のようにスケジュール引き下げに
強硬な反対を表明している国もある。

非公開情報だが、麻薬委員会議長は非公式に委員会に
採決の是非を打診している。

ロシアは3月に開催される麻薬委員会で徹底的に大麻に関する
議論をしよう、と言う提案をしている。

採決に先立ち、委員国は各地域の意見を纏めておく必要もある。
現在、3月に採決されるかは不透明だが、来年に延期される可能性も高い。

日本政府は少しでも採決が延期される事を望んでいるだろう。