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 日本の右翼の聖地、東京・千代田区の靖国神社から20分ほど歩くと、神保町の古本屋街裏手の路地に在日本韓国YMCAのビルがあり、その10階に「2・8独立宣言記念資料室」がある。この10坪ほどの資料室は東京都内唯一の2・8独立宣言記念の場だ。
1919年2月8日、在日朝鮮人留学生約600人が東京の真ん中にあった朝鮮キリスト教青年会館(現・在日本韓国YMCA)で独立宣言を読み上げたことが三・一運動の起爆剤となった。

 2008年から11年間にわたり2・8独立宣言記念資料室を守ってきたのは日本人の田附和久室長(52)だ。運営実務や資料管理はもちろん、ここを訪れる毎年約1000人の韓日の訪問者に2・8独立宣言とその意義を説明している。
「2・8独立宣言記念資料室は実は靖国神社から数キロメートルしか離れていないのですが、いろいろと対照的な空間です。存在理由、資料室の規模、来場者数もそうです。小さくても東京に2・8独立宣言を記憶するスペースを保存するということが重要なのではないでしょうか」と24日に会った田附さんは言った。

@中略

 田附さんは「2・8独立宣言は全世界のどの国でもほとんど見られない、植民地宗主国の首都の真ん中で発生した独立運動という点を見てほしいと思いました。キム・マリアなど女性活動家たちの活躍や布施辰治弁護士など朝鮮人留学生を支援した日本人たちの話も伝える資料室を作ろうと考えました」と語った。

 今年は特に2・8独立宣言100周年を迎えるにあたり、さまざまな記念事業を進めているところだ。17年から8回にわたって開催してきた2・8独立宣言セミナーの研究結果をまとめて本としても出版する予定だ。
2月8日には在日本韓国YMCAビル2階に新たな2・8独立宣言記念資料室をオープンさせる。韓国と日本の若者たちがより気軽に訪れられるようにし、ここで歴史について学ぶ集まりも開けるようにするためだ。

 田附さんは小さな記念資料室を守り続ける理由について
「歴史を勉強して記憶することこそ、結局は韓日両国の意思疎通のカギだと考えているからです。日本の学校ではかつて植民地だった朝鮮に対する加害の歴史はほとんど教えていません。このような歴史知識の不均衡のために、日本人はずっと韓国人を理解できずにいると思います。
韓国の人々には、東京でも朝鮮独立のため尽力した朝鮮人がいたという誇るべき歴史を、日本には私たちが繰り返してはならない歴史を記憶し、知らせる場所として残り続けるでしょう」と語った。

2008年から東京で「朝鮮の独立宣言」を伝え続ける日本人
2019/02/06 05:04 朝鮮日報
http://www.chosunonline.com/m/svc/article.html?contid=2019020180178