「性同一性障害」と診断の妻子ある50代会社経営者 「女性」への性別変更申し立てへ
2019/02/06 11:47

結婚しているものの性同一性障害と診断され性別適合手術で女性となった
京都市の50代の会社経営者が戸籍上の性別を「女性」に変更することを求めて、
近く京都家庭裁判所に申し立てることがことがわかりました。

申立書などによりますと、京都市の50代の会社経営者のAさんは女性と結婚し子どももいますが、
後に「性同一性障害」と診断され5年前に性別適合手術を受け女性として生活しています。
ところが「性同一性障害特例法」では戸籍上の性別を変更するには「婚姻していないこと」が要件となっていて、
Aさんは不自由な思いをしているといいます。

「健康保険証も実際には男性と書かれてます。
死ぬまでずっと男性の戸籍のままで不自由を強いられるのは、私はしんどい」(Aさん)

Aさんは特例法の性別変更の要件が憲法上の基本的人権の尊重などに反すると訴え、
京都家庭裁判所に近く性別変更を求める申し立てをする予定で事実上同性婚の是非を問うことになりそうです。

MBS NEWS
https://www.mbs.jp/news/kansainews/20190206/GE000000000000026456.shtml