被災農地の跡地でパプリカ収穫

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/sendai/20190207/6000004486.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

東日本大震災で被災した農地の跡地に3年前に建てられた石巻市の園芸施設で、
パプリカの収穫作業が始まっています。

石巻市北上町にある園芸施設は、震災の津波で使えなくなった農地の跡地に、
3年前、地元の住民と県や市などの共同事業体が建設しました。
温度、水、肥料の管理など栽培のすべてをコンピュータで管理する次世代型の施設で
およそ2.4ヘクタールのガラスハウスの中では、先月中旬から、パプリカの収穫作業が始まっています。
赤や黄色、それに、オレンジといった色とりどりのパプリカがたわわに実り、
作業員15人ほどが、色の着き具合を確かめながら1個1個、丁寧に切り取って収穫していました。

この園芸移設のパプリカは、去年9月に打ち上げられた宇宙ステーション補給機
「こうのとり」で国際宇宙ステーションに運ばれて宇宙飛行士の食事として、提供されています。

園芸施設のパプリカ担当の金野崇裕さんは、
「完熟したパプリカを収穫して出荷しています。新鮮で美味しいパプリカをたくさん食べてください」
と話していました。

パプリカの収穫は9月ごろまで続き、施設では、およそ260トンを収穫し、
石巻や仙台のほか、関東の市場に出荷します。

02/07 09:44