【台北=牧野田亨】台湾の航空大手、中華航空のパイロットの一部が、8日午前6時(日本時間午前7時)からストライキに突入した。このため、中華航空は8〜9日の中国便、日本便、香港便など22便の欠航を発表した。約4000人に影響が出るという。

 日本関係は8日午後3時以降に出発予定だった台南―関西、台北(桃園)―成田、台北(桃園)―広島、関西―高雄、9日が広島―台北(桃園)、成田―台北(桃園)の計6便になる。

 労働条件の改善などを巡る労使交渉が決裂し、妥結の見通しは立っていない。台湾は現在、春節(旧正月)休暇中で、中国や海外に向かう乗客らが急増する時期だけに、TVBSなど台湾のテレビ局は乗客の不満の声を相次いで報じている。

2/8(金) 12:44
読売新聞
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