中国で、国営の製薬会社が製造した血液製剤から、エイズウイルスの陽性反応が出たとして、衛生当局は、使用を禁止する措置を取った。

中国メディアによると、国営の「上海新興医薬」が製造した血液製剤の一部からエイズウイルスの陽性反応が出たため、衛生当局は、およそ1万2,000本の血液製剤の使用を禁止する措置を取った。

現時点で、患者への感染報告はないとしているが、衛生当局は、流通経路などを調べている。

中国では2018年、期限切れや基準に満たないワクチンが、子どもに接種されていたことなどが明らかになり、医薬品管理に対する不信感が広がっている。

2019年2月7日 木曜 午後6:52 FNN
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