埼玉県富士見市は8日、自分で食べるため、約2年間にわたり勤務していた市立保育所の給食用のコメを持ち帰っていたとして、男性調理員(58)を停職6カ月の懲戒処分にした。男性は同日付で依願退職した。

市によると、男性は2016年12月ごろから月に2回程度、約25回にわたって調理場の倉庫にあったコメ計約20キロを自宅に持ち帰った。

職場内でコメが減っているとの情報があり、市が調査して発覚した。男性は「自宅のコメがなくなり持ち帰った。申し訳ない」と話している。コメは返したという。(共同)

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