イラン原子力庁、「19万SWUでのウラン濃縮の用意あり」
2019年02月10日21時04分 PARS TODAY
http://parstoday.com/ja/news/iran-i51529

https://i.imgur.com/lMw5yoa.png
イラン原子力庁のキャマールヴァンディ国際担当副長官

イラン原子力庁のキャマールヴァンディ国際担当副長官が、「イランでは、ウラン濃縮の濃度を19万SWUにまで高める用意がある」と語りました。

イルナー通信によりますと、キャマールヴァンディー副長官は、「必要な場合には、ウラン濃縮の濃度を3%から20%のレベルに高める用意もできている」と述べています。

また、「核合意の相手側である6カ国グループの約束違反に注目し、わが国の中部アラークにある原子炉の再計画に必要な予測が行われている」としました。

さらに、「ウラン濃縮に当たっての新たな機材の使用が打ち出されている」と語っています。

キャマールヴァンディー副長官によれば、核分野におけるイランの最新の成果が今年4月9日に公開される見込みであり、そのうち最も重要なものが酸素の安定同位体 18O だということです。

同副長官はまた、「18Oの製造は、イランの原子化学分野の大きな言動力であり、現在世界でこれを生産できるのは5カ国のみだ」と述べました。