1956(昭和31)年に、ソ連と日本はこの問題の解決に向けて歩み寄っていき、
「56年宣言」(日ソ共同宣言)を調印し、批准しました。
この歴史的事実は皆さん知っていることですが、このとき、この地域に関心を持つ米国の
当時のダレス国務長官が日本を脅迫したわけです。もし日本が米国の利益を損なうようなことをすれば、
沖縄は完全に米国の一部となるという趣旨のことを言ったわけです。