現在、中年オヤジの私がまだ可愛い学生だった頃
某大手居酒屋チェーンでホール係のバイトをしていた
忘れもしないクソ忙しい12月
接客があまりにも大変で厨房から店長が出てきてホールを手伝ってくれた
客のオーダーを取った店長は「ムカつく…」とボヤきながら厨房に戻ってきた
横柄な態度のチンピラっぽい客にムカついていたらしい
そしてオーダーのレモンサワーをしばらく見つめ、自分のズボンに手をやった
チャックを下ろし自分のチン○ンをレモンサワーに「ちゃっぷん」と浸けた
驚き戸惑う私に「いいんだよw持って行って」とニヤリと笑う店長
私は少しビビりながらも持って行き、チンピラはレモンサワーを飲み干した
そしてチンピラはレモンサワーを追加した。店長は爆笑。私は苦笑いした
私は「てっ店長…またやるんですか( ; ゜Д゜)?」
店長は「しょうがねぇよw やらなきゃさっきと味が変わるじゃん (*≧∀≦*)」
と、全く悪びれた様子も無い。再び自らのチン○ンを「ちゃっぷん」( ; ゜Д゜)
女性店員の話では、ツバをペッと吐き込む事があったらしい
さすがに女性の前で「ちゃっぷん」はやらなかったようだ
他の従業員の話でもチンピラ嫌いの店長だった

そんな店長だが、本当に良い人だった
チンピラ客以外の対応は抜群に良く、爽やかで仕事熱心でもあった
賄いで作ってくれるカレーやハヤシライスは美味しかった
従業員を大切にし、チョコレートケーキなどをお土産にくれたりもした
従業員みんなから好かれていた

私は8ヶ月ぐらいでその店を辞めたが
「ありがとう。またよろしくな。頑張れよ」と言われ一万円を頂いた

あれ以来、店長には会っていない
彼はもう50を過ぎているだろうか…?バカッター騒動で彼を思い出した
バカッターの有り様や「ちゃっぷん」を肯定するつもりなど毛頭ないが
それだけの行いで、その人の全人格が否定できるものだろうか?
ふと店長を思い出し
イマイチ張りの無い私のチン○ンを妻になじられる今日この頃である


おしまい 〜 ちゃっぷん